"Moving On."

2年弱、NORANECO名義で気ままに書いてきましたが、
この度Blogをお引っ越しすることになりました。

あたらしいBlogは、こちらです。


Thank you so much for having read "nocturnal",
and see you sooon on D.T.M.G...! ;)

"Music is my..."

なんだかんだ言ってもまだ、
書きたいときは、ここに戻って来ているわたしです。


3月から、また、ベルリンです。

パッキングをしていると、
ところどころで迷うポイントが出てきて、
そのたびに、自分の判断基準とか価値観とかを、
問われるわけなんだけど。

わたしの場合。

・vestaxのミディコン(TRAKTOR用)
 → ユニオンのsinちゃんに査定までしてもらって
   売る気満々だったけど、土壇場で、
   やっぱ持ってくことに。。。(いざって時?用)

・1年前に、ここぞって時のために買ったっきり、
 一度も着てないクロエのワンピ
 → 私:「着る機会あるかな〜...???」
   マドカ嬢:「あるある、クラシックコンサート!!」
   で、「そっか☆」→ スーツケース入り。

・超可愛くてお気に入りなんだけど、
 2回くらいしか履いてない、
 Walter Steigerの10センチヒールのデニムブーツ。
 → 迷い中。。。

・スニーカー4足(adidas、Nike、コンバース、NB)
 → 迷わずスーツケース入り。


・・・つくづく、わたしの物差しって、
「音」 、あるいは、「踊れるかどうか」なのね。。。。(笑)



morgen war sonntag = Tomorrow was Sunday :)

"No Title"

「空の美しさにかなうアートなんてあるのだろうか。
 私はただ私でありたい、と思って暮らして来ただけだ。」

(オノ・ヨーコ『ただの私』)





"Pain."

こないだの投稿でラストにしようと思っていたんだけど、
書きたい気持ちになっちゃったので、
もう1本。

あ〜、、、
諸事情により、
いま一時的にターンテーブルを所持してなくて、
次にいつ買い直せるかが、
これまた諸事情により、ちょっと未定。

なのに、ほしいレコードだけはあるのよね。。。

初代タンテくん、playing last tune in my room.


音楽が好きすぎるせいで、ときどき苦しいんだけど、
そんなとき、結局また救ってくれるのは音楽だったり、する。

変なの。笑


"What a Feeling."

本当は、noraneco名義で書くの、
もうやめようかと思ってたんだけど。
もう1本だけ、書いてみます。


ただ、純粋な気持ちで涙したいときに観る映画って、
それぞれあると思うけど。
わたしにとってその1本は、『Flashdance』。

この映画が公開された1983年当時、
ちょうどアメリカに住んでいたんだけど。
お姉ちゃんがサントラのカセットテープを持っていて、
マイケル・ジャクソンの『スリラー』や
シンディ・ローパーのデビュー・アルバム『She's So Unuslal』、映画『Fame』のサントラなどと並んで、
当時のわたしたち姉妹のヘビー・ダンシング(笑)・アルバム、だった。


あのころわたしは、完全に守られていて。
この世に怖いものなんて、何も無かった。
世界は、完全なる光に、包まれていた。

だからかな。
この映画のサントラを聴くと、
いつでも純粋な気持ちになれて、
100%、安心できるのは。


映画自体をはじめてちゃんと観たのは、
記憶では、たしか中学生ごろ。

毎回決まって、泣いてしまうシーンがある。
ヒロインのアレックス(18歳)が愛犬と共に住む、
元々は倉庫だったところを改装した、
板張りのフロアの真ん中にバレエの練習用のバーが
取り付けられているだだっ広くて、
ちょっと浮世離れした感じの建物。

その入り口で、薄暗がりの中、
シルエットがくっきり映し出されたアレックスが、
アドリブで踊る一節。
・・・の後の、彼女(職業=ナイトクラブ・ダンサー)の、
台詞。


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「You go out there, the music starts
and you begin to feel it.
(ステージに上がると、音楽が流れ出す。)

And your body just starts to move.
音楽を感じたら、
体が勝手に、動き出すの。)

I know it sounds really silly.
But something inside of you just clicks.
(バカみたいって思うだろうけど。
ある瞬間、自分の中のなにかが、
ただ、ビビッと感じるの。)

You just take off and you're gone.
It's like you're somebody else for a second.
(それで、ただもう自由になって、自分は無くなっちゃう。
まるで、しばらくの間、
誰かほかの人にでもなっちゃったみたいに。)

Some nights, I...
Some nights I just can't wait to get out there...
Just so I can disappear.
(ときどき、、
ときどき、ただもう自分を消しちゃいたくて、
ステージに上がるのが、待ち切れない夜があるの。)


(Translated by noraneco)
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この週末、金曜と土曜で、
仕事を含め、クラブを5軒回って。

“人は(そして、わたしは)どうして、
踊りに行くんだろう?? ” って、
改めて、考えた。

もちろん、会いたい人たちに会いに行くためって言うのも、
大いにある。


・・・そして、きっと。
無我になるため。


普段の自分は、自我がまだまだ強すぎちゃって、
我ながらつかれる.....(笑)。

だから、フロアで踊ってるときくらい、
無我になりたくて。
それで、踊りに行ってるのかな。


だから、、
このシーンのアレックスの台詞に
もう、シンクロしまくっちゃって。
ただ、泣けるんだよね。