" 夏にドハマりなPV、2発 "

アンビエントやダブが気分と言っても、
毎日そればっかり聴いてるわけにはいきません。
(踊り子ですから、、笑)

というわけで、家では基本ユルい中、気分によって
突如としてコテコテのラテン系テックハウスを挿入して
聴いたりしています。

で、コレは2008年のファンキー・テックハウス系 HITトラック、
Jean Claude Ades & Vincent Thomas "SHINGALING" のPV。

純粋に、ビーチに踊りに行きたくなるかんじ。
"Give me a glass of Tequila Sunset!!" 的な。笑

Jean Claude Ades & Vincent Thomas - SHINGALING (Great Stuff)


思うんだけど、ラテン系のノリって、
すべての人種に共通する本能だよね。

ちなみにわたし、小学校時代に吹奏楽部でトランペット
(+コルネット) を吹いていたので、
トランペットの音には人一倍、愛着あり。
(しかし、当時ガリガリで肺活量もまったくなかったのに、
よりによって何故トランペットを選んだのかは未だに謎...)


話は変わりますが、曲にとってのPVの重要性をわたしに
教えてくれたのは誰あろう、
音楽界におけるPVカルチャーの創始者でもある
"KING OF POP" マイケル・ジャクソン。

そんなマイケルのPVたちの数あるお気に入りの中でも
群を抜いて好きなのが、ナオミ・キャンベルとの競演でも
話題を呼んだ『IN THE CLOSET』。

セピア色の中にも、白×黒のコントラストが美しい。
とくに、4'54"〜のマイケルのシャドウ・ダンスはため息もの。

中学時代、まさにビデオが刷り切れそうな程
リピートして観てた一本です。

Michael Jackson - In The Closet(1992)


ちなみにタイトルの “In the Closet” には、
「自分と恋人の2人だけの秘密」という含蓄があるそう。


さて。のこりの夏=2/3も、よく踊ります。

" 究極 chill out mix by Donnacha Costello "

毎日暑いですね。

とは言ってもわたしはいま夏休み中なので、
用事がない限り日中はクーラーの効いたお家の1階
(2階よりぐっと気温低い)に引きこもってて
夕方くらいから外に出る、という生活をしています。

そんな生活のお供に欠かせない涼しく美しいmixに今朝、
出会ってしまいました。

大好きなプロデューサーのひとり、
アイルランドはダブリン出身の
Donnacha Costello氏の
究極 chill out mix。

"
Bodytonic Podcast 075 : Donnacha Costello"


- Tracklist -

Burial - Night Bus [Hyperdub]
Aphex Twin - Rhubarb [Warp Records]
Shuttle 358 - Frame [12k]
Donnacha Costello - That Empty Feeling [Mille Plateaux]
Keith Fullerton Whitman - Stereo Music for Yamaha Disklavier [Kranky]
Sylvain Chauveau - Le brasier de tristesse [Les Disques Du Soleil Et De L'Acier]
Taylor Deupree -Northern [12k]
ISAN - Ship [Morr Music]
Icebreaker International & Manual - A Turning [Handshake]
F.U.S.E. - Into The Space [Plus 8 Records]
Donnacha Costello - Dry Retch [Mille Plateaux]
Rachel's - Water From The Same Source [Quarterstick Records]


この方のセンス、最高。
ちなみに彼、哲学の学位を取得していて、
大学で音楽の研究を行っている際、
スティーヴ・ライヒにジョン・ケージ、
カールハインツ・シュトックハウゼンを紹介されているとか。

なんか、わかる気がする。
賢い人のつくる音楽、ってかんじ。

ちなみにコレ↓が、mixのラストの曲です。
美しくて、泣ける。

Rachel's - Water From the Same Source


いちばん好きなジャンル、とかって選べないけど、
強いて言えばわたしの場合、
やっぱりアンビエントとかchill outだなって思う。

それがいちばん、自分っぽいような。

"『DJバカ一代』By 高橋透 "


18歳のころ、友達の影響で一瞬ハウスにハマりかけ、
さわりだけでも勉強(?)しようと、ハウスダンサーの友達に
「なんでもいーからハウスのCD貸して」と言ったら出てきたのが、
『EMMA House』『Ko Kimura(の、なんだったかな〜...)』
Incognito Remixed』(当時は知らなかったけど、
後から気づくと "Always There" David Morales Remix とか入ってる)。

そして、『
Legend of GOLD』『Future of GOLD』という
2枚組のコンピーレーションCD、だった。

「GOLD」というのが、芝浦にあったらしい
伝説のクラブだということは、その時知った。
あくまでも、知識としてね。

それから数年、どちらかというとHip HopやソウルやR&Bを
好んで聴き、踊るようになった。

そして大学を卒業して社会人になってから数年間、
クラブ活動そのものを休止していた。
まわりの友達がクラブに行かなくなったし、
自分自身も仕事が忙しくなり、
“そっか。もうチャラチャラClubとか行ってる場合じゃなくて、
ちゃんとオトナにならなきゃいけないんだな” って、
何を思ったか22の若さで、中途半端に悟ったような気に
なっていたから。
(今思えば、なんもわかっちゃいないです)

26で、自分の第二の故郷でもあるNYに渡り、
好きなことを追いかけ続けている人たちにたくさん出会って、
ある意味アイデンティティを失い、
そして再びアイデンティティを見出し、28で帰国。
人生は、もっと自由でいいんだなってわかった。

and then、クラブ活動再開 in Tokyo。

クラブは単なる遊び場で、何も生み出さないって言う人もいる。
そう思う人にとっては、そうでしかないだろう。

でも少なくとも、わたしにとっては、、、
もっとずっと、それ以上のもの。

どれだけの出会いやストーリーや喜びや彩りを、
わたしの人生にもたらしてくれただろう。

クラブってある意味、アンダーグラウンドな空間で
閉じられた感じのするカルチャーでもあるだろう。
でもだからと言って、限られた人たちだけのものだなんて思わない。
それは、誰もが参加できるコミュニティ。

でもそもそも、その存在や楽しみ方を知らなかったら、
そこに参加すら、出来ないんだよね。


・・・全然、ブックレビューになってない。
でもわたしは
この本を読んで、
高橋透さんのそういう、
「本物のクラブカルチャーを広めたい、
少しでも多くの人に知らしめたい」
っていう真髄、ピュアな心意気を、ひしひしと感じ取った。
気がします。

DJバカ一代
高橋透氏、まじでカッコいいです。

RESPECT!!!!!

MFSB - Love is the Message (Danny Krivit Special Edit)

" 涼しい一枚。(2LP) "

某MJプロジェクトが終わり、
再びライトなオタクLifeに舞い戻り中。
好きな音を好きなだけ聴ける生活って、なんて幸せなのかしら...
という喜びを、日々改めて、かみしめ中。

そんな中、最近お気に入りのmix。
"
RA.216 Mount Kimbie"

お外が太陽ギラギラのなか、
クーラーを効かせたお部屋の中で涼しく聴くのに最適です。
電子音と、アコギとか生楽器のコンビネーションが、
またドツボなんだよね。


Mount Kimbieとの出会いは、2年ほど前に
偶然マイスペで見つけた彼らの楽曲がすごく好きで、
"
Maybes EP (Hotflush)”を購入したのがきっかけ。

ダブステップってそれまでほとんど聴いたことなかったんだけど、
こーゆーアブストラクトっぽいユルいのもありなんだ〜!
って目から鱗で、注目し出したユニットです。

そんなMount Kimbieが今月、
2枚組のデビューアルバム"
CROOKS & LOVERS (Hotflush Recordings)"をリリースしたみたい。
こちらもかなり、涼しげでい〜かんじ♬

ひと口にダブステップとくくるには、あまりに独特。
ジャズやソウルっぽい要素も入っていたり、
なんか不思議と、体感温度が-3°Cくらい下がるかんじ。

てことで、暑い夏のお供に必須です。

わたしはとくに、A3 - Before I Move Off がお気に入り。


" Before I move off.(わたしが立ち去る前に...)"

" 夏が、始まっちゃった感じ。"

春〜初夏にかけて、クラブ活動を半ば休止(・・・でもないか、
それでもちょこちょこは行ってたけど)していて、
梅雨明けと同時に舞い戻ってきました。

私の夏開きは7月17日(Sat)、AUDIO TOKYO@晴海埠頭。
埠頭からの夜景が近未来的できれいで、
夜の海風が気持ちよかったのが、印象的。

音もしかりだけど、環境とか空間のつくり方って、
すごく大事だよね。
と、つくづく思わされた。
あと、存分に音に集中できるに適した、
会場内の空気のよさとか。

朝方、マイメンKana嬢&Nao嬢&AZを拉致って結局
→CHAOS。

eleven入った瞬間、空気が違って、
思わず漏れたひと言。

R:「は〜〜落ちつく」
N:「あ、それ言っちゃった?笑」

とりあえずフロア行って最前列探したら、案の定、
鉄板舞メンT姉が踊ってて安心(笑)&さらにアガる。


あんなに気持ちよく踊ったのは、ほんと久々。

本当に気持ちよく踊ってるときはいつも、
自分は無くなって、
かわりに自分が音になったような気がしてる。

でも、音のいいpartyに行ったからって
いつでもそういう状態になれるわけじゃない。

あの空気感は、その場に行った人にしかわからない。
体感しないとわからない。

party明けの夜に、AZからメール。
「夏が、始まっちゃった感じだね」

MySpace  Graphics

今週末は、初beach、かな?

"with LOVE."

お陰さまで、7/11(Sun.)にぶじ会期終了を迎えた、
Michael Jackson 公式展 "NEVERLAND Collection"。
ご縁あって今回、この展覧会のPR & 運営マネジメントに
携わらせていただきました。

いろんなご縁とマイケルに、
今改めて「ありがとう」と言いたいです。

基本、働くことが好きなので、これまでにも仕事では、
いろいろタフな状況も経験してきたつもり。
でも今回は、ある意味これまでで最強にタフな状況、だったかな。

会期中は土日も何もなかったので、
ライフワーク(?)のclubbingも
半ば休止状態にせざるを得なかったし、
常に人手+時間不足で、とにかくやるしかなくて、
2ヶ月半、ひたすら突っ走り続けてた感じ。

今回の経験から、いろいろ感じたし学んだし考えさせられたけど、
悟ったことの最たるものは、
「仕事とは、愛を持ってするもの」っていうこと。

『THIS IS IT』の中で、マイケルも言ってるよね。
"with LOVE, L-O-V-E." って。

頭では前からわかってたことだし、
日々当たり前に出来てる人たちもたくさんいると思う。
というか本来、全ての人が、仕事に対してそうあるべき。

でもわたしがこの事を心から悟るには、
今回の経験が不可欠だったように思います。

マイケルの曲はほぼ全て知ってると思ってたわたしですが、
この曲、展覧会の最終日にはじめて知りました。
イントロのヴァイオリンとエンディングのピアノのとこが、
とくに泣き。


ちなみに最終日の屋外イベントでは、
この曲の後にわたしの最も好きなMJ's tune、
"Man in the Mirror"がかかって、さらに泣きでした。

おまけ。
今回のプロジェクト中、左手中指に毎日つけてた"LOVE" Rings。