本当は、noraneco名義で書くの、
もうやめようかと思ってたんだけど。
もう1本だけ、書いてみます。
ただ、純粋な気持ちで涙したいときに観る映画って、
それぞれあると思うけど。
わたしにとってその1本は、『Flashdance』。
この映画が公開された1983年当時、
ちょうどアメリカに住んでいたんだけど。
お姉ちゃんがサントラのカセットテープを持っていて、
マイケル・ジャクソンの『スリラー』や
シンディ・ローパーのデビュー・アルバム『She's So Unuslal』、映画『Fame』のサントラなどと並んで、
当時のわたしたち姉妹のヘビー・ダンシング(笑)・アルバム、だった。
あのころわたしは、完全に守られていて。
この世に怖いものなんて、何も無かった。
世界は、完全なる光に、包まれていた。
だからかな。
この映画のサントラを聴くと、
いつでも純粋な気持ちになれて、
100%、安心できるのは。
映画自体をはじめてちゃんと観たのは、
記憶では、たしか中学生ごろ。
毎回決まって、泣いてしまうシーンがある。
ヒロインのアレックス(18歳)が愛犬と共に住む、
元々は倉庫だったところを改装した、
板張りのフロアの真ん中にバレエの練習用のバーが
取り付けられているだだっ広くて、
ちょっと浮世離れした感じの建物。
その入り口で、薄暗がりの中、
シルエットがくっきり映し出されたアレックスが、
アドリブで踊る一節。
・・・の後の、彼女(職業=ナイトクラブ・ダンサー)の、
台詞。
................................................
「You go out there, the music starts
and you begin to feel it.
(ステージに上がると、音楽が流れ出す。)
And your body just starts to move.
(音楽を感じたら、
体が勝手に、動き出すの。)
I know it sounds really silly.
But something inside of you just clicks.
(バカみたいって思うだろうけど。
ある瞬間、自分の中のなにかが、
ただ、ビビッと感じるの。)
You just take off and you're gone.
It's like you're somebody else for a second.
(それで、ただもう自由になって、自分は無くなっちゃう。
まるで、しばらくの間、
誰かほかの人にでもなっちゃったみたいに。)
Some nights, I...
Some nights I just can't wait to get out there...
Just so I can disappear.
(ときどき、、
ときどき、ただもう自分を消しちゃいたくて、
ステージに上がるのが、待ち切れない夜があるの。)
(Translated by noraneco)
................................................
この週末、金曜と土曜で、
仕事を含め、クラブを5軒回って。
“人は(そして、わたしは)どうして、
踊りに行くんだろう?? ” って、
改めて、考えた。
もちろん、会いたい人たちに会いに行くためって言うのも、
大いにある。
・・・そして、きっと。
無我になるため。
普段の自分は、自我がまだまだ強すぎちゃって、
我ながらつかれる.....(笑)。
だから、フロアで踊ってるときくらい、
無我になりたくて。
それで、踊りに行ってるのかな。
だから、、
このシーンのアレックスの台詞に
もう、シンクロしまくっちゃって。
ただ、泣けるんだよね。
"What a Feeling." ラベル: movie | 0 コメント»
2011年2月7日月曜日 時刻: 22:14
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