" I ♥ Robert Johnson. "

さて。
フランクフルト小旅行第二夜は、いよいよ念願の、
Robert Johnsonでございます。

本日のpartyは、ハンブルグの優良Deep Houseレーベル、
(Smallville Recordsについては、
PI-GE氏のBlogを参照のこと!:

楽しみ過ぎて、
恋に似た気持ちさえ抱きつつ
(えぇ、マニアックですとも、、)
泊まってたトコから徒歩でテクテク約10分。

着いたよ〜☆
興奮のあまり(?)めずらしく写真が上手く撮れてない、、

エントランス。

ブレブレやねん〜、、、(汗)
カメラ厳禁なので、撮影はココまでです。


・・・で。感想は。
噂どおり、とっても感じの良い箱でした。
あんなに小ぢんまりした箱なのに、
大御所DJ陣がこぞってプレイしたがる気持ちが
よく分かる。

音も良いし、
わたし好みの板張りフロアで踊りやすかったよ。
それと、DJとクラウドの距離が近い
(っていうか、殆ど無い)のが、また素敵。

この日の客層は、全体的にけっこう若めで、
"10代??"みたいな子たちもちらほら。

わたしは何より踊ることが好きだけど、
こっちに来てから、
人が踊ってる姿を見てるのも好きだな〜って思うようになった。
で。途中、座って
"みんな、本当に踊ることが好きなんだな〜”
とかしみじみ思いながらクラウドたちを眺めていたら、
あんまり上手じゃない英語で一生懸命話しかけてくれる
男の子とかいるんだけど、
少なくとも5歳は年下とみた。
で、まぁ普通に世間話しつつも
"お姉さん大分マニアックだから、
ライトな会話とかあんまり出来なくてご免ね。。"
とか内心ちょっと思ってるわたし(やな女だな、、笑)。

この前日のparty、Electric Friday
ドリアン先生にゲスト取ってもらっていたんだけど
Cocoonにて体力が切れて行けず、
後で聞いたところによると、500人位入っていて
大盛況だったとのこと。

Robert Johnsonは川沿いでロケーションも素敵だし、
DJブースの後ろに良い感じのバルコニーもあって
夏がさらに気持ち良さそうなので、
また別シーズンに遊びに行きたいな〜☆


っていうか、このRJ。
ロマンチックなクラブ名に惹かれて調べてみたら、案の定。
「十字路で悪魔に魂を売り渡して
引き換えにテクニックを身に着けた」という伝説を持つ
ブルース・シンガー、ロバート・ジョンソンへの
トリビュートとして名付けられたとのこと。


オーナーであるAta氏曰く、
家から家を訪ね歩いてはハウス・パーティーで一時間ほど自分の曲を演奏する…これは'20年代の話だけど、彼のしてきたことって、僕たちが今してることと似てるような気がしてね。だから、そんな彼へのトリビュートとして付けたのさ。」
との事。

故Robert Johnson氏も、
ミュージシャン冥利に尽きるよな。
そして、敬愛するミュージシャンの名前を
そのままクラブに付けちゃうなんて、
なんだか凄いロマンチストだなぁ、と。

当り前だけど、音楽って、
ダンス・ミュージックだけじゃなくて。
クラシックもブルースもHip Hopもテクノも、
ジャンルを飛び越え、実は全部、繋がってる。
ベルリンに来てから、そのことをあらためて感じてる。

その気持ちをまた新たにした、
フランクフルトの一夜でした。

" やっと会えたね、MMK (フランクフルト現代美術館)★ "

フランクフルトでのクラビングの合間に、
前々から行ってみたかった美術館、
(フランクフルト現代美術館)に行って来たよ。

駅から、もう既にアート。

なぜこの美術館に行きたかったかと言うと、
前職時代にココでの個展関連の仕事を
めちゃめちゃしていたので、なんだか半分くらい、
もう既に行ったような気になっていたから。
呼ばれるように、行って来ました。

今やっているのは、
ふたつの展覧会。

どちらも、良かったです。

ちなみにこの美術館、写真撮るのに許可が要るんだけど、
申請用紙の職業欄に何て書くか一瞬迷って、
「Freelance Writer / Translator」って書いてみた。笑

入ったら突然、アラーキー・ワールド。
この方、真性変態ですね。

ファッション系の展示のせいか、
お客さんもみんなお洒落。

Kate Moss in 1990。若い!
©Corinne Day


個人的に、この美術館の中で
このコがいちばんのヒットでした。
まだ立てないんだけど、一生懸命ハイハイしてたー☆
子供って、凄いアートだと思う。

もう、目が.....♥♥


ミュージアムショップで、懐かしのDOB君発見。

カイカイ&キキも、健在。
お久しぶりです。

MMKを後にして駅のほうへ行ったら、
ココでもクリスマス・マーケットが開催中。
ベルリンのより、もっとクリスマス・クリスマスしてました。
「ザ・ドイツ!!!」って感じ。



本日の夜ごはん。

Apfel wein(アップルワイン)とサラミ・ピザなり。


猫屋発見☆

ココのオーナー、わたしより猫マニアと見た。

お店中、オール猫グッズ!!!感動...

しばし、時間を忘れて雑貨に見入る。


・・・っていうか。
あまりのクリスマス&ファミリーな雰囲気に
ちょっと人恋しくなって来ちゃったので、
さみしくなる前に引き上げました。

そしたら、電車に乗ったところでドリパイ校長からメール、
電車から降りたところで、
仕事のため同じくフランクフルトにいる
マーガレット姉から電話あり。
おかげで、気持ちが大分あったまったよ。

世界中どこへ行っても、やっぱり
持つべきものは、友達ですね。

" M-NUS Night @Cocoon Club★ "

Ich bin in Frankfurt!! :)
先週末は、ベルリンからちょっと足を伸ばして
フランクフルトへ小旅行してきたよ。

目的は、もちろんFrankfurt Clubbing/リサーチね☆

ちらちらと小雪降る中、
ベルリンの最果てはWannseeから、車に揺られて7時間(・・・)。
やっと着いたぜ、フランクフルト。

ベルリンよりはあったかいとの噂だったのですが、
こちらも変わらず極寒でございます。。


さて。気を取り直して、今日はSven Vath氏が経営する
かの大御所Club、Cocoonにて、M-NUS Night

DJでもあり、昨年設立10周年を迎えた老舗レーベル、
raum...musikのオーナーでもある
Dorian Paic氏(a.k.a. ドリパイ校長。笑)に
お招きいただき、party開始ちょい前に、
Cocoon内にあるレストラン "micro" にて一杯(っていうか数杯)。

内装は、こんな感じ。
It's ラグジュアリー☆
ちなみに、このmicroのほかに、
Silkっていうレストラン(予約制)もあります。

Vera × 校長 × me♥

暗くて見づらいけど、M-Nus guys
(Ambivalent、Troy Pierce & Heartthrob氏) 全員集合。

一緒にごはんしてた綺麗めギャルズも
単なる取り巻きではなく、
M-Nusのブッキング担当とか、Cocoonのマネジャーとか、、
(相変わらず、濃いっす先輩。。)

で。ゲストで入れていただいてるからには、
ちゃんと仕事しまっせ〜!笑
(microにてワイン+α いただきすぎて、
少々酔っぱらっていたけども、、)

メインフロアのDJブースからの眺めは、
こんな感じでございます。
Ambivalentくん、プレイ中。

フロアにも、降りてみたよ。
ちょっと、WOMBっぽいかもね。(照明のかんじとか)

こちらは、ラウンジなり。
Vera × ドリパイ校長、B2B中。
(夫婦でB2Bって、なんか凄いよね☆)

メインのDJブースより、もういっちょ。

しかし、このハコ。
いちいち綺麗でラグジュアリー。
ベルクハインの、あの廃れた悪い感じ(笑)とは、
えらい違いでございます。

日々是、社会勉強。

・・・ていうか。
なんかどんどん感覚麻痺してきてますが、
誰もがCocoonのDJブースに
入れてもらえるわけじゃないよね、きっと...??
(しかも、わたし今のとこ、単なる異常に熱心な(笑)
東京から遊びに来てる一クラバーだし。)

あらためて、ドリパイ校長 & PI-GE氏に感謝☆


いやぁ。日に日に濃いです。
そして日に日に、わたし好みに色付いてきてる。
My Life。


さて。明日は今回の小旅行のメイン目的、
念願のRobert Johnsonでございます♥

" Berlin Shopping♥ "

今回の旅では、スーツケースひとつに
2ヶ月ぶんの荷物を詰め込んで来たので、
服をほとんど持って来ませんでした。
(クラブ用の服は、けっこうある。笑)

今日は久しぶりの良いお天気で
街を歩きたい気分だったので、
お散歩がてら、お買い物に行ってみました。

とは言え、どこに行ったら良いかいまいち分からなかったので、
とりあえずは基本のアレキサンダー・プラッツへ。

ここでも、クリスマス・マーケットが始まっていました。


(似非)マイコー、発見。

グリューワイン屋さん。本日は、スルーで。

後ろのマンションが、ドイツっぽい。

クリスマス・マーケットを出てちょっと歩いたところに、
アジアン・マーケット発見。
とりあえず、入ってみる。

NY時代に毎日のように通っていた日本食スーパー、
サンライズ・マートを思い出した。
調味料や日本のお酒など、なんでも売ってるけど
やっぱりちょっと割高です。

とりあえず、コレGet。

結局、アレキサンダー・プラッツ周辺では
可愛いお店を見つけられず、近所にあるAndreaのお店、
Early Bird Hypeに寄り道することに。

お店の中庭で、お茶。

Early Bird Hypeで扱ってるワンちゃん(ぬいぐるみ)
こいつら、呼吸します。(お腹が、動く!)

お店を出て、Andreaに教えてもらった
可愛いお店がいっぱいある通り、Kastanienalleへ。

レコ屋発見♥ "melting point"
とりあえず、入った。(買わないくせに。笑)
ShackletonとかMoodymannとか、
欲しいのがいっぱいありました。

可愛いTシャツ発見♥
テクニクスのタンテ、パイオニアのCDJ×ミキサー、
soundcraftのアンプに、JBLのスピーカー☆
メンズサイズしかなかったので、
日本へのお土産用に、ゲットしときました。
(テクニクスのタンテが生産終了になったばかりなので、
 このTシャツもいずれプレミア付くかな〜?なんて。笑)


この通り、可愛いお洋服屋さんやカフェ、雑貨屋さんなどが
たくさん並んでて、いい感じだったよ。

また今度、ゆっくり行きたいな♥

" ベルリン時間な、遊び方。 "

先週末は、金曜にパノラマ行った後、
土曜の夜中0:00〜月曜の朝10:00まで
実に34時間(!!!)にわたって繰り広げられていたparty,
Arena Clubに遊びに行って来ました。

・・・と言っても勿論、ずっとクラブに
張り付いていたわけではありません。
いったん中抜けしてお家でお昼寝、
それからまた同じpartyに戻る、
っていうベルリンぽい遊び方を、初めてしてみました。

わたしのタイムテーブルは、こんな感じ。

日曜早朝:Fumiya Tanaka
  ↓   ZIP
  ↓   Nicolas Lutz
 お昼  Alex Kraemer

正午ごろいったん中抜けして、
夜までお家で休憩。

日曜深夜、っていうか月曜1:00AMごろ、back to Arena。

行ったら突然、Jan Kruger × Mike Shannonが
B2Bしてました。
で、その後2:30AM〜Margaret Dygas。
4:00AM〜の、Margaret × Seth TroxlerのB2Bを
ちょこっと聴いて、帰って来ました。

ブースの中に、Jan & Mike & Margaret & Sethの4人が
同時に並んでいる姿を見て、"こ、濃すぎる..." と
思ったのも始めだけで、
すぐにそれが標準になってくるもんです。
日々是、価値観更新。


以下、photo diary☆

日曜朝は、6時に着きたかったのに、
まさかの2時間寝坊.... (×_×)
急げば良いのに、ついつい写真とか撮ってるし、、(職業?病)

今回もお約束で迷いつつも、数人に道聞きつつも、
朝靄の中、やっと着いたぜ Arena Club★

こんな感じの外観。
Renate行ったあとだと、こんなんでも
代官山AIRみたいなキレイめ箱に感じられて来るから恐ろしい。。。

日曜の12:00PMすぎ、中抜けのときの一枚。
土曜の夜ごはん食べて以来、早朝に
クラブの中で売ってたSnickers食べただけだったので、
外出た瞬間ものすごい空腹感に襲われる。
(踊ってるときは殆ど忘れちゃってるのが、
我ながら重度のダンスバカなのですが。)

Arenaのオフィス。
ここ、夏にはプール、冬にはサウナ(男女混合、
基本全裸との話... 汗)併設されていたりして、
音遊び以外でも楽しめるみたい。


ちなみに、わたしは初めてこっちでクラブ3連ちゃんしてみて、
月曜AMには "さすがにお腹いっぱいっす..." と思ったんだけど、
一緒に遊んでた調子イイClub友だちは、
金土パノラマ、日曜Arenaと3連ちゃんで、まだまだ元気。

Margaret嬢も、金曜パノラマ、
土曜「変なちっちゃい村みたいなとこのrave」(笑)、
からの日曜Arenaで、DJ3連ちゃん。

・・・みんな、めっちゃタフです。

ベルリンのpartyタイムは
ヘタすると本当に24時間体制なので、
DJって、アーティストであると同時に
体力&気力が(も)勝負な職業なんだなぁ、と。
(遊びに行くだけでも、時間&体調調整大変なのに、、)
あらためて、リスペクト。


それと、もうひとつ感じたのは。
日本だと、クラビングはあくまでも「夜遊び」だけど、
こっちでは、朝から踊りに行ってお昼に帰って来て
ランチ食べてお昼寝、っていうことも普通に出来る。
だから、クラブ遊びはもっと純粋に
「踊りに行く」っていう感覚。
そうなってくると、もう別にお酒も要らないし、
ある意味すごく健康的。

ベルリンに来て3週間で、
この境地(?)にようやく達しました。

・・・さて。
その先に、見えてくるものは...???

自分でもまだ分からなくて、楽しみです。

Arena帰りの一枚。

" KONZERT: MORITZ VON OSWALD TRIO "

ひゃぁ、、、

またひとつ、垣間見て来ちゃったよ。

相変わらず陽が暮れるの早いし、小雨降ってたし、
ちょっと場所も遠そうだったし、、、
迷ったんだけど。

どうしても、気になっちゃって。
行って来ちゃった。

@VITTORIO MANALESE


ライブ開始の約1時間前に家を出たにも関わらず、
乗り継ぎのFriedrichstrasse駅にて、
電車(S-Bahn)がまさかの20分ディレイ。。。
ホームのベンチでコーヒー飲みつつ、
"もー帰っちゃおうかな〜、、"
とかちょっと弱気になりかけたところで、電車到着。

会場最寄りの駅からFunk Taxiつかまえて、
目的地の住所に着いた時点で、30分遅刻 、、(×_×)
かつ、相変わらずの方向音痴で、
すぐ会場に辿り着けずに途方に暮れて、
「ねーねー、ライブ会場探してるんだけど、、」
とたまたま道を尋ね、
「僕らもちょうど探してるんだよ」
と答えた通りすがりのお兄さんは、
誰かと思えば Radio Slave(とその仲間たち)だし。

やっと着いた〜☆


扉を入れば、、、
そこは、まだ見ぬ新たな社交界。

どっひゃぁ〜、、、
激シブだったぜ、Moritz Von Oswald Trio。
遅刻してでも、来てよかった.....☆

Vladislav Delay.....(percussion)♥♥


最前列からちょこっと下がったところで動画撮ってたら、
ライブも終盤ごろ、突然わたしの前に現れた
なんだかやけに人気者のお兄さん。
誰かと思えば、リカルドだし。

いちいち濃いわ、、笑


ライブ終わって、隣にいた感じ良さげなお姉さんと、
ちょこっと話した。(見たところ、アラフォー世代、かな??)

「よくparty来るの?」
「昔は、よくね。最近はもう、あんまり行ってないわ〜」

そういう "わかってる"人たちが、
木曜の夜(夕方)にフラっと集える素敵な場所が、
こうしてちゃんと、用意されてる。

それがベルリンの、社交界。